202404

雑記

引っ越し

  • 引っ越しをしました。
  • 何か大きな理由があったわけではなく、部屋を広くしたいなとか、通勤方法を変えたいとか、なんかそういう細々した理由が重なってのことでした。
  • いまのところ引っ越し先は快適です。ソファを買ってみましたが、これがかなり良いです。
  • あと、前の家で使っていたマットレスはネットで評判の良いものを適当に買ったのですが、異常に腰を痛めました。今回はちゃんと寝心地を確かめて選んだので、これもかなり良いものになりました。
  • ほかにもいろいろ買いたいものはあるのですが、クレカの上限に達したのでいったん終了です。テレビ欲しい。

体調

  • 3か月ほど体調が良い日がなかったのですが、今月は比較的良かったです。
  • 体調が悪いときはそのことを強く意識させられますが、体調が良いときは特に何もないので、体調に関してはいかに損をしないかを極める必要があるようです。

今月読んだ本など

『七十四秒の孤独と旋律』

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  • 知人から勧められて読みました。
  • 「マ・フ」と呼ばれる人工知性にまつわる宇宙空間での短編と長編です。
  • どちらもかなり美しい世界を描いていて、読んでいて心が洗われる感じがします。
  • 特に長編のほうでは、人間がいなくなって久しい世界を「マ・フ」が探索する場面があるのですが、世界の美しさの表現が素晴らしいです。

『喜嶋先生の静かな世界』

bookclub.kodansha.co.jp

  • 知人から勧められて読みました。
  • 文字を読むことが不得意な主人公が大学の卒業研究での喜嶋先生との出会いから研究者への道を歩み始める物語です。
  • 大学に入る前に読みたかった本です。研究で何をするべきか、どのように臨むべきか、といったことをしみじみと語ってくれます。これを読んで自分の大学での態度の幼稚さが恥ずかしくなりました。
  • 終盤にかけては、大人として社会人としてあることと研究者であることの相容れなさが悲痛に描かれています。結構読むのがつらかったです。

『他者といる技法』

www.chikumashobo.co.jp

  • Twitterで見かけて読みました。この本の解説を先月読んだ『会話を哲学する』の著者である三木那由他さんが書かれています。
  • 人が他者といるために何気なく行っている技法について、良い面も悪い面も分析して描き出すことを目的としています。
  • 全体的に結構面白い分析をしていて、例えば「思いやり」や「理解」についてここまで冷たく分析するのかと少し興奮しました。(著者は別にそんなことは意図していないと思いますが)
  • この本自体は数十年前に出版されたものを文庫化したものですので、少し違和感のある表現や分からない例(1章まるまる自己啓発セミナーを題材に分析していて、ほぼ考古学のように感じました)もありますが、読んでおいても損はないと思います。

『○○○○○○○○殺人事件』

bookclub.kodansha.co.jp

  • 知人から勧められて読みました。
  • 中身はよくある無人島での殺人事件というミステリですが、本作では伏せ字になっているタイトルを当てることを読者の挑戦状として出されます。
  • 伏せ字の部分はことわざにになっていますが、自力で考えようとしたときに自分がことわざをほとんど忘れていることにショックを受けました。
  • そして、ことわざ一覧みたいなものを見てこれっぽいということわざに検討をつけてから最後の種明かしパートを読みましたが、自分がいかに本を読めてないかを突き付けられました。
  • 読んで良かった本ですが、かなり悔しくもなりました。この感覚は初めてかもです。

『かがみの特殊少年更生施設』

kagamino-jrep.net

  • 見かけてやりました。
  • といっても仕事終わりでクタクタだったのと、ストーリーを楽しむ系のゲームだと思っていたのでほとんど攻略サイト見ながら進めていました。多分よくない態度です。
  • こういうジャンル(モキュメンタリー?)は初めてだったと思いますが、ちゃんとゲーム要素も楽しんで没頭したほうが良かったっぽいです。

おわりに

  • 引っ越しのことばかり考えていたので何をしていたかの菊があまりないですが、書いてないようなこともいろいろしていました。韓国料理食べに行ったり、鎌倉に行ったり。
  • 文庫本ばかりだけど本も4冊読めてて意外と偉いと思います。
  • 5月はお金もないしのんびりしたいと思っていますが、なんとほとんどの土日が埋まっていて落ち着けなさそうです。